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“ストーリー”:さあ進もう、前へ。もっと人生を愉しむために。

こくみん共済 coopとともに前へ進む皆さまに今の生き甲斐、これからの夢をうかがいました。

“ストーリー”数:52件

清水 浩行さん

火災で失った生活を再建したい。目標に向かって自分なりの努力で前進を!

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山梨県在住

清水 浩行さん(仮名) 
[88歳]

PROFILE
所属していた労働組合を通じて全労済に加入する。現在は新居で妻とふたり暮らし。離れて暮らす子どもや孫たちが遊びに来てくれることが楽しみ。趣味は油絵。

朝起きると外が真っ赤に燃えていた・・・。
真冬に家族を襲った火災

 あの早朝のことは、いまも忘れられません。
 真冬の午前4時を過ぎたころでした。突然、妻に大きな声で起こされました。目をあけると、寝室の障子越しに見える外の様子がおかしい。まだ暗いはずなのに異様に明るいのです。ザーザーという音も聞こえ、最初は雨が降っていると思いました。
 その直後「火事だ!」と叫びながら妻が廊下に飛び出していく姿が見えて、びっくりして布団から飛び起きました。外を見ると、離れにある物置の屋根が真っ赤に燃えていました。雨だと思った音の正体は、燃えさかる炎の音だったのです。
 腰が抜けて逃げられなくなり、オロオロしているうちに、妻が戻ってきました。2階で寝ていた息子を連れてきてくれたのです。
 2人に助けられながら、裸足で家の外に逃げました。大急ぎで近くの空き地に避難して、消防隊が到着するのを待ちました。その間にもどんどん火は燃え広がっていきます。
 ようやく6台の消防車がサイレンを鳴らしながらやってきました。ところが、自宅の近くに消火栓がなかったらしく、あちこち探して、通りのずっと奥の方からホースを引っ張って本格的な消火作業を始めたころには、家の半分以上が炎に包まれている状態でした。「早く消してくれ!」と祈るような気持ちで消火作業を見守ることしかできませんでした。

 火が完全に消えたころには外はすっかり明るくなっていて、時計を見ると目を覚ましてから3、4時間が過ぎていました。
 家は全焼で見る影もありませんでした。持ち出せたものはほとんどなく、家族のアルバム、趣味で描いた油絵、先祖の位牌など、大切なものは全部灰になってしまって・・・。
 悲しさや戸惑いはありましたが、それよりも「これからどうしよう・・・」という気持ちで頭の中がいっぱいだったのを覚えています。

すぐに振り込んでもらえた共済金。
全労済からのアドバイスにも救われた

 全労済に連絡したのは、それから3日ほど経ってからです。
 近所に住む娘の家でしばらく寝泊りすることが決まって一息ついた後、息子から「保障に加入していないの?」と聞かれて全労済のことを思い出しました。
 公務員として勤務していた現役時代に、職場の労働組合の紹介で全労済を知り、すすめられるまま火災共済に加入していました。
 さっそく連絡すると、あわただしい時期にもかかわらず「すぐにうかがいます」という返事をもらい、数日後に全労済の職員が訪ねてきてくれました。
 話し合いは息子にまかせていましたが、とても丁寧な対応をしてくれたと聞いています。手続き後の共済金もすぐに振り込んでくれました。  正直、この年齢で新しく家を建て替えるのには迷いがありました。出費も大きいし、今後の生活のことも考えないといけない。でも共済金はそんな迷いを断ち切って、私の背中を押してくれる心強い存在になってくれました。
 また、このとき対応してくれた全労済の職員には、ご近所の対応方法を中心に、さまざまなアドバイスをいただきました。なにもかも初めてのことだったので、専門家にサポートしてもらえたのは本当にありがたいことでした。
 近所のアパートで妻と暮らしながら、新しい家を建て直す手続きを進めて1年後、完成した自分の家に帰って来られたときは「やっぱり自分の家がいちばんだ」と心の底から思いました。

保障は「家族の命綱」。少しずつでも、元の生活を取り戻したい

 もちろん、新しい家が建って、すべてが丸くおさまったわけではありません。それでも、私にとって全労済の保障は、家族のがけっぷちをぎりぎりで支えてくれた命綱のようなものだったとしみじみ思います。
 いいこともありました。親戚が私の若いころの写真を持っていて、プレゼントしてくれました。アルバム類は焼失してしまっていたので、うれしかったです。この年になって新しい宝物ができるとは思っていませんでした。

 今後の目標は、やはり生活再建です。そして、できることなら困っている誰かの助けになれるような活動に参加していくこと。今回のできごとは、やはり自分が助けられたという気持ちがあるので、自分も誰かの助けになれたらと・・・。
 自分なりのペースで、少しずつ努力していきます。

※ 掲載内容は2018年9月現在のものです

編集後記

 今回は、奥さまと息子さんにもご協力いただきながら当時の状況や思いを語っていただきました。人生なにが起こるかわからない、そして起こってからでは遅い・・・。当たり前のことなのに忘れてしまいがちな事実を、あらためて突きつけられるようなインタビューでした。

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赤間 貴之さん

共済の輪を一人でも多く広げ、全労済と働く仲間をつなぐ架け橋になりたい!

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茨城県在住

赤間 貴之(あかま たかゆき)さん
[45歳]

PROFILE
フィルムメーカー勤務。労働組合の役員として活動する一方、全労済担当として、保障に関係した組合員の問い合わせや相談に応じている。

思いも寄らない突風被害。
自宅のカーポートの屋根が飛ばされる

 あれは2017年の秋ごろだったと記憶しています。会社で仕事をしていると妻から電話がかかってきました。
「家のカーポートの屋根のパネルが風で飛ばされてしまった。どうしよう?」
 最初は冗談かと思いました。しかし、妻の口調は真剣そのものです。自宅のカーポートは、庭から家の入口までつながっている大サイズのものです。
 「あんなに大きなものが飛ばされるはずがない」と半信半疑のまま帰宅して、妻から家の裏庭と表の通りに1枚ずつ、片手で持ちきれないくらい重い屋根のパネルが飛ばされていたと聞かされたときは「そんなことってあるのか・・・」と呆然となりました。
 私の住んでいる地域は、山から吹き寄せる強い西風が有名で、大きな竜巻が近所の小学校で発生したというニュースが話題になったこともありました。

 でも、まさか、20年近く平穏無事に過ごしていた自分の家が被害を受けるとは思っていませんでした。
 幸いだったのは、被害が自宅のカーポートだけで済んだことです。もしこれが他人の敷地に飛んでいったり、通行人にぶつかったりしていたら、もっと大変なことになっていたと思いますから・・・。

見舞金から「共済金」へ。全労済担当者の親身な対応に感謝

 私はもともと会社の労働組合で全労済の保障を紹介していました。それで顔なじみの担当者にカーポートのことを相談してみたところ「見舞金が出る可能性があるから、とりあえず申請してみてはどうですか?」とアドバイスをいただきました。
 じつはこの担当者は、私が全労済の保障に加入するきっかけになった方で、10年ほど前、住宅の保障について「住宅ローンを組んだときに加入する保障は、住まいの保障にはなっても家財の保障にはなっていないことがあります。確認した方が良いですよ」と教えてもらいました。
 安心しきっていた現在の生活が、とても不安定な状態だったと知るきっかけを与えてくれた私にとっては恩人のような存在です。
 その方から、見舞金の手続き等を教えてもらい、「あまり手間もかからないし、少しでもお金がもらえるかもしれないなら、やっておくか」という気持ちで申請書を提出したのです。
 それから2、3日して、全労済の罹災調査の担当者から電話がかかってきました。「詳しく調べてみたところ、見舞金ではなく共済金の対象になる事例だった」という話で、最初は「それって、私の得になることなの?」と思ったのですが、詳しく説明してもらい、自分のためになる提案をしてくれたのだとわかったときは、感謝の気持ちでいっぱいでした。
 共済金が振り込まれたのは、それから1ヵ月くらい経ってから。対応もスムーズで、すぐに壊れたカーポートの修理に役立てることができました。

実感があるから伝えられる。保障に加入することの大切さ

 今回のできごとで、全労済の保障をますます紹介したくなりました(笑)。これまでは資料やパンフレットに書かれている内容を伝えるだけという感覚だったのですが、実際に共済金を受け取る立場になって「保障って、いざというときのお守りなんだ」と実感できたことで、相手への伝え方にも今まで以上に自信が持てるようになった気がします。

 もちろん世の中にはいろいろな保障がありますから、最終的には本人が納得できる保障に加入することが一番大事。しかし、そもそもどんな保障を選択するのがよいかわからない人もいるし、現在加入している保障が自分のライフスタイルに合っているのか見直せていない人もいる。かつての私のように、保障に加入して安心だと勘違いしている人もいるかもしれない。
 そうした方々に、適切な保障を選んでもらうための「きっかけ」をつくるのが、自分の役目だと信じています。労働組合内部でも、加入した人が周りの人に紹介していることがあるようで、良いものを広めるというのは労働運動そのものだと思います。今後も共済の輪をたくさんの人に広げていきたいと思っています。

※ 掲載内容は2018年9月現在のものです

編集後記

取材中は、ユーモアを交えながらご自分の体験をわかりやすく説明してくれた赤間さん。撮影のリテイクにも笑顔で応じてくれました。そんな相手を思いやる優しい人柄が、組合員のよき相談相手として頼りにされている理由なのでしょうね。

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栗田悦久さん けい子さん

自助と共助を大切に。 孫の成長を見守りながら、好きなことを楽しみたい。

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群馬県在住

栗田悦久 (くりた よしひさ) さん [69歳]
  けい子 (けいこ) さん [69歳]

PROFILE
現役時代は自動車メーカーのテストドライバーとして活躍。妻のけい子さんと一緒に3人の子どもを育て上げた現在は、良き祖父として孫たちの成長を見守りながら、地域の活動に参加したり、趣味を楽しんだりと充実した日々を過ごしている。

逃げることしかできなかった……。
会社と自宅で、それぞれの被災体験

● 悦久さん

 全労済は1980年にマイホームを建てたとき火災共済に加入したのが最初で、それ以来、保障のお世話になることもなく過ごしてきました。東日本大震災がなければ、今も使うことはなかったでしょうね……。
 2011年3月11日は、会社で仕事をしていました。揺れがだんだん大きくなってきたので、30名近くいた社員全員で建物の外の駐車場に避難したのです。駐車場の車の中でニュースを見ながら、東北の各地でいろいろな被害が出ていることを知りました。
 すぐ自宅に電話をかけたのですが、いるはずの妻が電話に出ないので、けがをしたのではないかとずっと心配していました。

● けい子さん

 そのときは、家の外に避難していました。ガタガタと大きな揺れがきたので、裏口から外の畑に逃げました。揺れている間は、家を呆然と眺めていることしかできませんでしたね。
 地震がおさまって、表側の屋根の瓦が落ちているのに気付きました。そのときちょうど夫から電話がかかってきたので、家の状況を説明したのです。

● 悦久さん
 電話口で妻から瓦が落ちていると聞かされたときは「たいしたことはないだろう」と思っていました。会社では外出していた社員たちの安否確認に追われ、あわただしい時間を過ごしていました。ひと通りの確認が済んで、帰った頃にはあたりはすっかり真っ暗でした。

倒壊した屋根瓦を見てすぐに連絡。
全労済の迅速な対応で事なきを得る

● 悦久さん

 翌朝、妻に言われた瓦のことが気になり、屋根に登ってみてびっくりしました。地震の影響で棟全体が歪み、一部の棟瓦は倒壊していました。想像していなかった被害に愕然として、すぐに知り合いの大工さんに修理を依頼したのです。
 同時に全労済にも電話をかけました。「すぐにうかがいます」という返事で、翌日には調査に来てくれました。調査のときは壁紙の剥がれた部分など、私の気付かなかった家の内部の被害まで見つけてくれました。「なるべく早く共済金をお支払いできるように手配させていただきます」と心強いひと言をもらいました。その言葉通り、4月の上旬には共済金を振り込んでもらい、その月の下旬には瓦の修繕を終えることができたのです。

● けい子さん
 周囲の家では、半年以上、屋根の修繕ができずにいたところもありました。それだけに、全労済の迅速な対応には本当に助けられました。保障に関しては、夫にまかせきりだったのですが、今回あらためて備えることの大切さを再確認できました。

● 悦久さん
 これがきっかけとなり、夫婦で地域のつながりを大切にしたいと思うようにもなりました。震災後、自治会の会長を務めたのですが、地区で年1回の防災訓練を実施することに決めました。地域の防災意識を高め、お隣同士で支え合う関係をつくりたいと思ったのです。

● けい子さん

 私も民生委員として地域の活動に参加しています。最近は隣近所であっても交流しないところが多いと聞きます。私どもの隣組では毎年新年会を実施しています。ご近所同士のつながりを密にしておけば、いざというときに協力しやすいと思います。

● 悦久さん

 防災は第一に自助、第二に共助と言われます。地域やご近所で支え合う共助とともに、自助の意識も欠かせません。全労済の保障は、このような防災意識にとって、自助の手段だとあらためて思います。

今までのねぎらいを込めて、
夫婦水入らずの海外旅行を計画中

● 悦久さん

 仕事を退職した現在は、週3日ほどのアルバイトをしながら、趣味の還暦野球を楽しんでいます。地域の友人から誘われたのがきっかけで、週3回午前中だけ近所のグラウンドに集まって練習しています。ポジションはキャッチャーです。大きな試合の結果は地元の新聞に掲載されるので、自分の活躍を記事にしてもらいたくて頑張っています(笑)。実は昨年、初めて全国大会に出場しました。チームの仲間と勝利の喜びを分かち合うことが一番の快感です。

● けい子さん

 私は現在フラダンスを習っています。また、卓球もやっています。卓球は仲間とのおしゃべりなどが楽しく(夫のグチとか……(笑))通っています。ストレス解消になります。
最近はスクウェアダンスにも興味を持っています。

● 悦久さん

 子どもたちが仕事で不在のときは、妻が孫たちの面倒を見ているのです。まだ小さくて、やんちゃなので苦労しているみたいです。

● けい子さん

 今年、6月に次女がもう1人出産予定で孫は全部で9人になります。お盆やお正月など、家族全員が集まる日はとくに大変です。子どもたちには「いいかげん休ませてちょうだい」とお願いしています(笑)。

● 悦久さん

 孫たちの元気な姿を見るのはうれしく、私としては頑張ってくれている妻をねぎらいたい気持ちがあるので、今度ハワイに旅行に連れて行きたいと思っています。夫婦水入らずの海外旅行です。

● けい子さん

 ハワイ旅行は生まれて初めてなので、とても楽しみ。旅先では夫に思いきり甘えるつもりです(笑)。

※ 掲載内容は2018年3月現在のものです。

編集後記

 3人のお子さまと8人のお孫さま、さらにペットの猫1匹を加えた栗田さんのご一家。けい子さんは「大変」とおっしゃっていましたが、お話を聞いているうち、たくさんの家族に囲まれて楽しく過ごされている様子が浮かんできて、心がほっこりしました。

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